ゲンキのブログ

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「北朝鮮の金正恩総書記」に学ぶ「ゲーム理論」

 

 

金正日(キムジョンイル)の三男の息子

金正恩(キムジョンウン)に学ぶ

経済学「ゲーム理論

 

 

まずは、ゲーム理論の概要。

 

「二者択一」という言葉をもじって

「四者択一」と言えるのがゲーム理論

 

 

※()の中はゲーム理論ワード。

 

 

例えば「通行のゲーム理論

A、B2人の登場人物(※プレイヤー)

がいるとする。

 

2人は狭い道を

「向き合う」ように進んでいるとする。

 

まず、

Aは「右側通行」もしくは「左側通行」

の2つの選択肢を持っている。

 

Aが「右側通行」を選んだ場合、

Bは「右側通行でぶつかりに行く」か

「左側通行で避ける」の2つの選択肢がある。

 

次に、

Aが「左側通行」を選んだ場合

Bは「左側通行でぶつかりに行く」か

「右側通行で避ける」の2つの選択肢がある。

 

よって、

相手と自分で2つずつ戦略を持っているので

2×2=4通りの場合分けができる。

 

4通りの戦略からお互いが1つずつ選択を選ぶ

というのがゲーム理論の基本行動。

 

この時、一番理想的な行動選択は

AとBにとってどれであろうか。

 

簡略して書くと

 

①A右B右

②A右B左

 

③A左B左

④A左B右

 

である。

 

右⇆左というふうに互い違いを選べば

お互い「ぶつからずに」済むので、

 

①A右B左

④A左B右

 

の2つが2人にとって「最大の利益」

を得られる選択である。

 

このように、

「最大の利益」を取るような行動を

「最適反応の行動原理」もしくは

ナッシュ均衡」と呼ぶ。

 

 

 

さらに、

囚人のジレンマ」がゲーム理論では

有名である。

 

2人の犯罪者が

お互い隔離された部屋で尋問を受ける。

 

選択肢はこの3つで良い。

 

①2人とも犯罪を黙秘すれば1年の懲役

 

②2人とも犯罪を自白すれば7年の懲役

⇨(罪を犯した事実告白なので黙秘より重い)

 

③「一方が自白、他方が黙秘」ならば

自白したものは無罪放免だが、

黙秘したものは懲役10年。

 

ゲーム理論で考えると

ナッシュ均衡(一番良い答え)」は

②の「2人とも自白」である。

 

 

 

 

 

このようにゲーム理論では、

「合理的に考える」という前提があるのだが

 

北朝鮮金正恩(ジョンウン)は

「合理的でない判断をする」という印象操作

により、ゲーム理論を凌駕し「主導権」を握っているように見える。

 

しかし、ゲーム理論の凌駕も

「脅しと信憑性」という、ゲーム理論の考え方で解決できるのである。

 

「合理的でない」

ということは「脅し、脅迫」ということである。

 

その「脅し」が実行性があるのならば

本物の脅しであるから注意が必要だが、

 

「空脅し」

つまり、

実行できない脅しであれば心配する必要はない。

 

 

北朝鮮の場合、

「ミサイルを撃ち込む脅し」を利用して

他国と有利な交渉を図っており、

その脅しは「J−アラート」の記憶に新しいように

「実行性のある脅し」であった。

 

しかし、

これが「脅しのための脅し」

であることがわかれば、

安易にミサイルを心配することはない。

 

相手の手の内がわかればこちらの打つ手を変えれば良いというのが、ゲーム理論の本質。

 

北朝鮮は「脅し」を使って

外交を推し進めているが、その本質は

「脅しを使わなければ

外交を進めることができない」

という弱みを露見させているのである。

 

それを分かった上で、

対ミサイル機(PACK-3など)を購入するのかどうかを、考え行動するべき。

 

我々ができる行動といえば「投票」である。

「投票所に行こう」キャンペーン実施中。笑

 

 

ゲーム理論を学べば、

二者択一から思考を広げ四者択一という

複雑な思考が可能になるので、ぜひどうぞ。

 

後記

 

ゲーム理論は政治、対外交、財政から、

身の回りの人間関係まで応用が可能。

幅広い選択肢を得るためにも

ゲーム理論を深めていこうと思う。

 

経済関連についてはひとまず終了。

また経済学で気になる本があったら

読んで、その日中に感想を書くことが

目標です。

ホカホカの感想文を書きます。

 

−げんき−

 

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