経済学大図鑑 気になったところまとめ 2018/06/13
16世紀にヨーロッパで始まった重商主義。
オランダとイギリスの海上貿易も始まり、
南ヨーロッパから北ヨーロッパへと富の移動が始まった年でもある。
この時代は国民国家が始まった時代でもある。
→ジャン=ジャック・ルソーの社会契約論が、確か16世紀に公表された。
イギリスのトマスマンは外国で支払いが行われることが問題ではなく
収支バランス(均衡)をいかに保つかということであった。
アダムスミスは18世紀に市場は制約を受けるべきでなく、
そうすることで常に成長し続けると述べている。
経済活動を測定するという考え方は今では当たり前ではあるが、
当時では考えられるものではなかった。
1670年イギリスのウィリアムペティは「数と量、計測の用語」で
自分自身の考えを統計的に打ち出していった。
1690年「政治算術」を書き
土地、資本に加え「労働」という考察対象に織り込んだのがペティの優れた点である。
国家の会計を計算する決定的な方法はまだない。
そこで現在の経済学者は
地球幸福度指数(HPI)
人類の幸福と環境への負荷
を測定しようとする新たな計算手段を定式化しようとしている。
リスクの分配という点で株式は優れており、
おまけにその会社に名前を刻むことができる。
1599年の「東インド会社(EIC)」は
イギリスと東インドの貿易を発展させるために創設された。
「東インド会社」は、
重商主義の父ロンドン商人の「ジョサイアチャイルド」によって保護され、
グローバル化の象徴とされた。3000人の株主を抱え、300マンポンド以上の富を蓄えた。
18世紀フランス生まれの、フランソワケネー
ケネーの農業価値用語説と、派生した重農主義
(フィジオクラシー=自然を支配する力)を打ち出した。
ケネーはもともと外科医。
ルイ15世の愛人のポンパドゥール夫人の側近だった。
フランスのボアギュベールは「お金は富裕なものよりも貧しい人の手にあるべきだという考えがあり、これはお金というのは所持するということではなくて「運動させること、循環が必要という意味だ。」
ジョンメイナードケインズのドミノ効果とは。
(まだ調べていない)
投入と算出と、諸部門の相互依存の発想はレオンワルラスによって発展させられる。
ケネーの重農的な考え方。
公共財の機能不全
使用料を払わない人を排除することはできないという「排除不可能性」
財を消費する際に互いに妨げ合わないことを「非競合性」という。
後記
ここまでが1758年代までの経済事情。
次は1760年以降を考える。