ドラッカーの事業戦略を読んでる最中に思いついたこと。
会社っていうのは大概が年功序列制となっていて、
歳を重ねるごとに年収は上がっていくという仕組みが大半だと思っている。
しかし、
実際に働いた実績などを考えてみると若い世代が「たくさん働くことができる」
のに対し、歳をとっている人たちは「たくさん働けないのではないか」
という懸念。
だから、若くてたくさん動ける人にたくさん「報酬」をあたえ、
あまり働けない人には「少ない報酬」という形を取れるのが一番適切な方法である。
実際の企業のことは知らないが、
例えば、一つの企業内でも
18歳〜45歳までは年俸制で働いてもらって、
46から65歳までは必ず固定給制で働いてもらうという仕組みの方が、
若くて力を持っている人のエネルギーをうまく活用することができるのではないだろうか。
「若いうちはバリバリ働いて、年取ったらそれなりに暮らしていく」
なんていう生活を望んでいる人にはぴったりだし、
実際働かなきゃいけないならそれなりに真面目にやりたい人多いのでは?
という予想。
働いた分だけその見返りがあるというのは結構モチベーション上がる。
働いても給与が変わらないというのは、社会主義の時代の、
「給与が変わらなければ怠けたもん勝ち」という考えを生んでいる可能性がある。
バリバリ働いている自分と、
怠けている友人の報酬が同じなら、
ちょっと嫌かな。
やりがいがどうとかいう人はそのまま頑張ってればいいと思います。
とにかくもし、自分自身が社長になることがあったら、
就職する人に年俸制がいいか固定給制がいいのかを聞いて、
それぞれの個性に合っている仕事を割り振るっていうのをやってみる。
その他の話。
飲食店バイトをしていて思ったのは、
東工大のバイト仲間が、飲食店で働いているという違和感だった。
そいつは部活もしているからということで、
夕方の時間帯しか空いていなかったのかもしれないが、
夕方のバイトならば「塾バイト」や「家庭教師(夕方でもないけど)」
がもっと効率が良いのでは?という思い。
知識を使わない飲食業などはある意味、「肉体労働」
塾などの知識を使う業種を「知識労働」というならば、
明らかに、その人の知識力を活かせていないのではないだろうか。
いままだ飲食業を続けているかは定かではないが、
僕が東工大を出身していたら、飲食バイトは絶対にやらない。