「大学生」について
本を読んでその四
大学生になるってどういうこと?
☆大学への入学は、
大学生になるライセンスを得たに過ぎない。
今はまだ大学生ではない。
これから、卒業した瞬間に大学生になる。
入っただけで自惚れるな。
☆良い大学生になるためには、
失敗を恐れないこと。
失敗して良い。
その後のアプローチ、
失敗から学ぶことが大事だ。
勉強だけでない。
人間関係でも、バイトも、スポーツも。
☆大学生なんて当たり前
って本当に思う?
約20年前、
大学進学率20%ほどだった。
じゃあ今現在は?
約50%
そこまで高くない進学率だ。
これから先、
倍近くの人が大学に進学するとなると、
日本はどうなっていくのだろうか。
大学の数が増えていくのも
分からなくはない。
そして何と言っても、
今の君たちはまだまだ少数派
といっても過言ではない。
それにもかかわらず大人たちからは、
最近の大学生はとか、
最近の若もんはなんて言われる。
期待の裏返しなのかもしれないけれど
一括りにされるのも癪に触るよな。
☆そういえば大学生になると、
事件の大きさも変わってくるよな。
あれ、、、?
日大タックルで問題になったのも
関東学院だったような。
☆不本意型の失敗感をもたらす判断は、
偏差値。
偏差値だけが価値ではない。
もし君達が偏差値の低い学校に通っている
というだけで気負うなら、
それはしない方が良い。
これから先どんな環境で成長するのか。
この悔しさをバネに何をするのかによって
君の将来は変えられるのだから。
大学に求めていたこと、
進学欲求を見直してみてほしい。
そして、
単位は落としてもいい。
そのかわりどうやって学習の質を維持、
向上させるか、
何をしてどう生きるのかしっかり考えていてほしい。
考えることから逃げるのならば、
それはもう人生を諦めたのと同じだ。
勉強に対して続けてアドバイスするならば、
90分の授業に対して
180分の予習復習が必要と言われている。
しかし、そんな時間作れっこないし、
モチベーションが続かないのも事実だ。
少しずつで良い、バイトの時間を削って、
学習に時間を割くべきだ。
ギリシャ時代には
「労働は罰」として扱われていたくらいなんだから。
時間を換金するのはやめよう。
☆仕事とか就職に関して
就職とは一緒に働くメンバーを考えることだ。
同期も、先輩もどのような人と働きたいか。
能力だけではない。
ただ単に就職という無機質な行動ではない。
その先には人間関係が待っているから、
自分自身の尺度で選んでみてほしい。
就活をしないという選択肢も有り、だ。
とにかく、
もう頑張らないでいいんじゃないか?
もう頑張ってるし、
工夫してやりかた変えていこうや
君はもう1人でできるでしょう。
げんき