君主論 その1 つまみ食い。
☆大切なものもを守るには?☆
大切なものを守る方法それは君主になること。
→権力や力がないと必要な時必要じゃない時、自分自身の立場も脅かされ、好きなものも維持することができなくなる。
君主論はイタリア生まれのマキャベリが書いたもの。他国に侵略されているのに心を痛めたことも執筆の動機と考えられる。
→イタリアは欧州。ドイツとフランスの間あたりだ。スイスとオーストリアの隣だ。
イタリアの位置・ブーツの形の国だ
☆大切なものを脅かすのは誰?☆
国家や愛する人、自分自身、成功を守る。
→成功を守るという感覚は新しいね。
自分自身から自由と権利を奪う相手が敵
間違った選択をする自分自身も敵。
→他人だけでなく、自分自身の決断、意思も自分自身を滅ぼす可能性があるということ。おべっか使いの他人なんてのも要注意。
私が統治すべき仲間、周囲の人間が敵になることは多々ある。下克上なども、その存在が同じ次元で存在しているのに防げていない。防げなかったのは知ることができなかったからだ。
→身の回りにいる信頼できる人も、迂闊に信頼しすぎるのもよくない。大切なことを知られないからこそ討ち滅ぼされることもあるという教訓。
☆君主としてどうあるべきか?☆
ケチであれ冷酷であれ自ら仕掛けよ
君主はケチであれ。
支配者として存在し続けるための悪徳である。
貧乏になって見くびられてはいけない。
→時たまの使うべき出費は自分自身を助けるが、不必要なバラマキは自分自身の懐を苦しめ、他者からの評価も下がる。
下手な温情は相手にも自分にも悪い結果をもたらす。
過敏な優しさは、優柔不断になる。
☆君主であるための心得☆
続けられないことには手を出すな。
気前が良いこと、憐れみ深いこと、審議を守ること。相手を苦しめ自分を苦しめ、恨みも買う。続けないことで相手に主導権を握られることになりかねない。
他人に操られる可能性がある場合は
潔くその人を捨てるべき。
お金、肩書きがあればリーダーではない。
群れを統率すること、行動を促すこと、新たな餌場となる可能性を見つけること。
修羅場を経験することで立ち回りが効くようになる。君主になるためには経験値を積め。
困難との出会いが、自分自身を成長させる。
君主として成長する。
問題に取り組み解決する力が、統率力を生む。リーダーには問題に踏み込み課題を解決する一歩を踏み出すことを求められている。
☆君主・統治者は信頼が必要☆
自分自身を頼るより他者を頼る方が早いならば、統治権は奪われる。
→人間関係でもそうだね。塾講師もまさにそれ。
担当の先生かそうじゃないかで全然変わってしまうから。
悪情報を伝えろ。都合の悪い情報を言え。
まずは横の解決を目指す。悪情報を隠すと返って取り返しのつかない事態に陥る。
言わぬは一生の恥だ。
小さくとも発案してそれを達成する。
☆君主になるために☆
権力を心から愛してやまないこと。
→これが君主として欲しい心。
自分自身の権力を支える構造は?
権力保持のために、権力の近くに住む。
ルールや制度約束事を作り、守らせる経験を積む。
小さくとも自分で発案し、達成する。
弱者には言い訳が多い。
自分を慰めなければいけない敗北ばかりを味わっているから。
自分自身が正しい、これから先これでいけると思った手段も思想すらも、いつかは自分にとって古くなっていく。周りの人が新しいと感じても。そこに固執しなくて良い。
平凡な人は自分自身に固執するから成功できない。状況に合わせることも大事だが、状況に合わないズタズタな自分で成功に向かえば良い。
自己流だと、状況に合う場合は成功するがそれ以外では成功しない。
→方に当てはまった得意な状況だけうまく行ってるに過ぎない。不利な状況での成功を目指せ。
☆結論・行動あるのみ☆
優柔不断で決定しないのは、
何もせずに待つという行動を決定しているに過ぎない
幸運、機会、実力、残酷さも君主には必要。
危機は機会。滅多に訪れないという条件ならば幸運と同じ作用。
運で地位を得た人間が、実力で権力を得たと勘違いしたら、それは当人にとっても周りにとっても迷惑である。
残酷さとは他人が躊躇するほどの勇気を発すること。
愛されるよりも恐れられる方が大事。
他人を罰することのできる能力
非を見て処罰できないのは支配力にかける。
悪の用意周到さとずる賢さを使って正義を遂行すべき。
→なるほろ。ダース・ベイダーのダークフォース使って世界を救うイメージか。
正義を使うこと、しけし正義に依存するとしっぺ返しを食う。
民衆の不満は、別の君主を受け入れる余地となる。
新リーダーには過去のリーダーのいいところを受け継いで欲しいと願う民衆の心。ごく小さな、近くにいることが大事。
以上。