大学生の人間関係について。論文からわかる新しいタイプの性格とは??対人関係の理解と納得を!
★★論文を読もう★★
https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/918/KJ00000700635-00001.pdf
九州大学心理学部より
テーマ
★★論文を読んだ★★
心理とか人間関係について知りたくて、少し調べてみました。生きづらさとかノイローゼとかさ、なんでそうなるのか確かめたくて。
誰かの救いと理解につながれば幸いです。
★★内容★★
非常に面白いんだけれど深く理解はできていない!
★★最近の青年について★★
昨今の大学生は「関係の希薄化」が進んでいるというが、実験を進めるとこんな意見も出てきた。
「多くの大学生は友人と本音で関わり,関係を深めたいと思っているのではないかと考えられる。」
人付き合いを嫌う人間でも、「本当は人と関わりたい」「1人でいても平気な人間はいない」のかもしれない。
★★増加傾向にあると青年の傾向★★
さらに、
「広く・楽しく」いようとする青年は、近年、友人関 係の特徴として指摘されている、
浅く・広いつきあい方や,集団で表面的な面白さを志向する傾向を反映しているものと考えられ, 現代青年の大きな特徴の一つであることが確認されたと言えよう。」
近年の青年の傾向として「広く浅く繋がる関係」が目立っているとのこと。
★★新しいタイプ・周りに無関心な人★★
「無関心群」は,友人に対して本音で接さずに関係が 深まるのを避け,友人からどう見られているのかが気にならず,場を盛り上げるようなこともしない。
また,友 人を傷つけることに対しても注意を払わない傾向があり, 友人関係への関心が全般的に低い群。
自分自身を安定させるため、他者と接触をせずそもそも期待しないという対処をしている。
「無関心群」は,友人関係の深ま りを避けると同時に評価懸念が低いという特徴があり, 今までの報告ではあまりみることがなかった交友関係の タイプだと思われる。
「本音を出さないことや関係の深まりを避けることが評価懸念によるものではないことは、自分を安定させるために,他者に期待せず最初から人と の接触を断っていることの現れかもしれない。友人づき あいで心がけることがない理由としての,「人に期待し ない。一人でいるのが好き」という記述は,そのような 対処について端的に述べていると考えられよう。また, 久世ら(1987)は,現代青年の社会意識に関して,社会 へのかかわりの希薄化および自分や自分の身辺の生活へ の興味・関心の増大を指摘しているが,そのような「自分の身辺の生活」に「最も親しい同性の友人」でさえも 入らなくなっているのかもしれない。もしそうであるな らば,自らの精神的安定や社会的スキルの学習などの役 割を果たしている友人関係の経験が非常に乏しいことが 考えられ,対人関係の発達上,懸念されるものであると 言えよう。」
長くなりました、、、
自分を守るために他人に期待しないようにする。身の回りの友人にですら関心を寄せないと言う彼らは一体これからどうなるのだろう。
★★感想と今後★★
他人に無関心なのは自分もその傾向があるが、社会的成長の観点からは良くないらしいね。
せめて表面的な付き合い増やそうかしら。
増やさないけど。
そして他にも論文
色々みていくよ!
げんき。