慶応SDM流ビジネスデザイン:イノベーションのための心得って?
イノベーションをおこす
イノベーションとは多くの場合世の中に賛否両論を引き起こす。
★★イノベーションの基本3つ★★
1:今の時代はオープンイノベーションが必要。
自分だけが一人で勝つような仕組みではなく、全員で情報を共有して、全員が幸せになっていくことが大事。
2:そして何よりも、早く失敗することが大事。
主客融合、右脳左脳融合が大事。
日本人は左脳すぎるのでもっと感情的に、主観的に物事を考えると良い。
3:統計だけではなく一人の主観的アイデアを参考に考えることで斬新的なアイデアが出てくる。
★★アイデアを出す二つの方法★★
1:ポストイット
これをホワイトボードかなんかに貼り付け、みんなで吟味していく方法。
その際には、グループ化や意外な組み合わせを試してみるのも良い。
2:イネーブラー
イネーブラーという方法は、テーマ実現するには何が必要かを深掘りしていく方法。その事実が成り立つにはどんな知識や基盤が必要かがわかる。
例えば:「自動車」というテーマだったら、「自動車産業を支えているのはタイヤ市場があるから」「タイヤ市場があるのはゴム市場があるから」「ゴム市場があるのは化学工場があるから」というように根本に向かって言葉を出していくのがイネーブラーという方法。
イノベーション起こしませんか?
編集者:前野隆司
執筆者:保井俊介
「システムデザインで世界を変える」より。