慶応SDM流:意図的にイノベーションを起こす方法
イノベーションは世界を救う
目次
1: アイデアの表現方法二つ
2:心得3つ(4つ)
★★アイデアの表現方法★★
1:「寸劇」や紙芝居など従来とは違う方法であえて情報を伝えることが効果的。文化や概念を伝える時に有効なのは寸劇である。これはストーリーテリングとも呼ばれ、IBMやゼロックス、世界銀行で行われいている手法だ。
2:完成度は求めず早い段階で作ることが大事。なんでも完璧になるまで待っていたら、先を越されてしまうし、失敗して改善したアイデアの方がより良いアイデアとなる。
Hint!
アイデアを出す場合には「空間を作る」ことが大事。
例えば木を置いてみるだとか、空調を涼しくするとかいう工夫もアイデアを出すには必要。
★★心得★★
1:意見の違いは価値である。
2:早く行きたいなら一人で行け。
しかし、遠くに行きたいならみんなで行け。という言い回しがある。
大きな目的を達成するには「仲間を連れて」いく方が良いというもの。
3:アイデアがいくつか出て、議論が進まない時に「誰がアイデアを出したか」で結論づけてしまうのはもったいない。さらに、すべてのアイデアを平等に食い合わせるのは、丼に納豆もマグロも、いくらも混ぜて乗せてしまう状態と同じである。
4:相手が自分自身のアイデアを受け入れてくれない時には、そのアイデアで結果を出してしまう方が相手を納得させやすい。
★★感想★★
意図的なイノベーションで日本を、世界を変えましょう。
イノベーションを起こそう
編集者:前野隆司
執筆者:保井俊介
「システムデザインで世界を変える」