大人の言葉遣いまとめ。感想。
書店を歩いていたら
「品の伝わる大人の言い方」というタイトルが目にとまったので読んでみた。
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「承知しました」
上司や目上の人からの依頼に対して聞きいれるときに使う言葉。
「かしこまりました」「承りました」もこの仲間。
家政婦の三田さんも「承知しました」と使っていたが、正しい使い方なんだね。
冒頭あいさつには
「いいお日和ですね」
当たり障りのない言葉で会話を始めるのは
よく使う方法であるが、
そもそも日和とは晴れている丁度良い天気のこと。
昔は
「庭」=「海の上」の意味であり
「日和(にわ)」と意味を当てたのが始まり。
そこから転じて日和下駄(ひよりげた)(普段履いている晴れの日用下駄)なんていう言葉も生まれた。
ほぼ自分が悪いですというときは
「申し訳ございません」よりも
「申し開きもできません」
素直に間違いを認めて謝ってしまうのも好印象だが、謝り方も選べるとさらに良き。
使ったことないから使ってみたい。
謝る場面なんて無い方がいいけど。
「たおやかな人」
主に女性に使う褒め言葉。
優しいとか柔らかいという意味を含んでいるとのこと。
「お手すきの際に」
=時間があるときに。暇なときに
これは本で学んだというよりも
バイト先でよく飛び交っていた言葉だから覚えてしまった。
「お供させていただきます」
=一緒に行きます
上司の人にご飯とか誘われたときに使う。
これは実際に役に立ったことがある。
しかもこの表現のおかげで信頼をつかむこともできた。
「折り入った相談」と「不躾(ぶしつけ)な話」を「有体(ありてい)」に話す人。
このような人になれれば嬉しいな。
不躾というのは失礼という意味。
有体とはあるがままにという意味。
何事も起こらないことがベストだけど
ときにはこんな言葉を使う場面が来るのかもしれない。
不器用よりも不調法。
意味は不器用と同じだが響き的に不調法(ぶちょうほう)のほうがいいらしい。
「足の赴くままに」
「散歩してきたんご」「旅してきたわい」っていうよりも「足の赴くままにちょっとね」っていう方がいい感じ。
返信が遅くなったときには
「遅ればせながら」
でもラインとかで
「返信遅くなった!」っていう断りは
言わなくていいような気が。
ほかにも
今しがた
手前味噌
生粋
いなせ
はなむけ
面映ゆい
心の琴線に触れる
などなど日本語には心を表現する言葉が色々ある。
後記
実際に使ったことはないけれど
聞いたことある言葉が多い。
この先も使うことはないかな。